HEXER炭化器の新オプション開発情報

HEXER炭化器用のオプションの開発に関するページです。

現在の炭化器のオプションは以下のとおりで、開発中です。

2025年6月クラウドファンディング(提供は9月想定)

  • 130リットル用サポートバー(2025年6月クラウドファンディングリターン)
    サポートバーはシステム化可能なHEXER炭化器の重要オプションです。
    炭化器本体の上で固定でき、主に網や鉄板、ステンレス容器等を載せます。
    両端に本体の凹凸とかみ合うリングを備えます。

凹凸とのかみ合いは上の画像のように金属製のリングが自重で凹凸とかみ合うことにより、サポートバーが動かないようにしてくれます。また、凹凸が沢山あるので、好きな位置で固定することができます。

現状の開発状況
本体への固定機能は問題なし。
2分割にするか、900mm前後の一体のままとするか検討中。
分割の場合は下記収納カバーに収納可能となりますが、強度が若干低下し、コストも上がります。

  • 防水収納カバー(2025年6月クラウドファンディングリターン)
    本体の分解、運搬時にそれを包んで保護するカバーで、開発中のベースプレート等もまとめて収納可能です。
    材質はカーボンフェルトで、防水コーティングを施したものです。4隅にハトメをいれ、スナップボタンを外周に配置します。
    ある程度のクッション性があるので、座布団やふろしきのようにつかうもよし、外周を立ち上げて細かいモノをなくさないモードにしたり、レジャーシートのようにも使えます。

ある程度耐熱性のあるコーティング材で、カーボンフェルトのもろさ、崩れやすさをカバー。汚れもとれやすくなります。

  • 開発状況 初期試作一部終了、コーティング材検討中
  • ベースプレート(次期クラウドファンディング予定)
    一般的なキャンプストーブなどでは、焚火台などと呼ばれるもので、地面や地中の微生物の保護などの役割があります。HEXER炭化器を含むモキ式炭化器は、底面の気密が重要で、底面と地面の間に隙間があると、そこから空気が入り、炭化ではなく燃焼になってしまうからです。
    そのため、モキ式炭化器は固定的な使い方にせよ、持ち出し式の使い方にせよ、地面にねじ込むように固定したり、スコップ等で底面の隙間を土で埋める作業が必要となります。
    そこで、当事務所では高い耐熱性と柔軟性を両立する特殊パッキンを開発し、ベースプレートに搭載します。これにより、スコップ等を持ち歩く必要がなくなり、連続的な炭化予定がある場合でも作業を楽に進めることができます。
    ベースプレートを用意している本家のモキ製作所のみですが、今後モキ式簡易炭化器の普及を考えれば、ベースプレートの使用は必要なことかと思われます。当事務所では①作業性の向上②土壌の保護の二つに主眼を置き開発していきます。
  • 開発状況
    構想設計終了、初期試作準備中
  • 火消し蓋(次期クラウドファンディング予定)
    高品質な木炭を得る場合、酸素を遮断する必要があります。これは火を消す際も同様でして、しかも徐冷によりゆっくりと温度を下げていくのがよいと言われています。水を使わない窒息消火の場合は必須なアイテムですが、これも用意しているのは本家のモキ製作所のみです。
    当事務所では①安全、迅速な窒息消火の実現②出張作業の際の消火用の水を最小化する、の二つの目標、目的のために火消し蓋を開発予定です。
    実は、一次試作はしてみたのですが、失敗でした。頑丈すぎたため、炭化器の上面のわずかな変形に追従できず、空気を十分に遮断できませんでした。そのため、次回の試作では剛性よりもしなやかな追従性を重視した蓋を試作してみたいと考えています。
  • 開発状況
    構想設計中。有望な、面白いアイデアが浮かびました。現在、材料等選定中。



    その他
  • HEXER炭化器560リットル型(幅約1500mm)

HEXER炭化器560リットル型は、一般家庭から小規模農家、キャンプ利用を考えてのものですが、この560リットル型はより大規模な「竹林整備」や「大量の剪定枝処分」を念頭においたもので、軽トラックに乗せられる、ほぼ最大サイズです。
基本的な構造は本家モキ式無煙炭化器や他の無煙炭化器と同様ですが、容量を大きめに設定しており、より長い木材等を投入可能です。
130リットル型に対して4倍以上という大きさで、同様のシステム化を考えていますが、大きさの問題からオプション等の共用はできません。

  • 開発状況
    基本設計完了。システム化のため再設計が必要。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA