加藤今北事務所のPC

今現在の加藤今北事務所のPCを紹介します。まずは準備中に使っていたプライベート用のPCから。

準備中プライベートPC①

分類 ショップメイドPC(超低消費電力)

初代業務用PC 2020年春

分類 自作PC

CPU intel Pentium silver N5000 4コア4スレッド 内臓GPUあり

メモリDDR4-2400 8GB

dGPU  なし

システムドライブ SATA SSD 240GB

データドライブ eMMC 64GB

電源 65W ACアダプター

ケース 超小型

OS WINDOWS10→11(pro)

それまでメインに使っていたタブレットPC(分離式キーボード、タッチパッドあり)の画面がいきなり壊れてしまったため、急遽導入したもの。VESAマウントを使って液晶モニタの背面に固定して使っています。

なんと、システム消費電力で10W程度の超低消費電力です。

動画再生やネット閲覧などでは問題ないものの、一太郎を動作させるとちょっと重いです。業務用PCが導入されたため、今後はプライベート専用になります。

ただし、このスペックでもCADのチュートリアルなどは十分に可能でした。びっくり。考えてみれば、二、三世代前のi3と同レベルの性能なんですよね。

製品名はLIVA Z2です。ただし、ショップによるシステムドライブのカスタマイズをしてもらっています。このシリーズ、ネットを見るだけならオススメですよ。ファンレスの超小型、かつ性能、拡張性そこそこでけっこう使えます。USB-Type C端子があるのがマル。

準備中プライベートPC②

分類 自作PC(超低消費電力・HTPC@ リビング用)

初代業務用PC 2019年

分類 自作PC

CPU intel Pentium silver N5005 4コア4スレッド  内蔵GPUあり

メモリDDR4-2400 8GB

dGPU なし

システムドライブ SATA SSD 240GB

光学ドライブ Blu-Ray

電源 150W ケース内蔵

ケース 超小型 ITX対応、光学ドライブ内蔵可能

OS WINDOWS10→11

解説

 インテルNUCより大きい程度。VESAマウントを使ってTVラックの壁面に固定して使っています。

 伯父のPCが壊れてしまったということで、それまでのリビングPCを彼に譲り、あらたなリビングPCとして導入。N5005はATOM系CPUとしては高性能であり、オーディオ性能も問題なさそう、ということでマザーボードやケースにこだわって制作。

 マザーボードはASROCK。N5005でmini-ITXというだけで選択できるものはほとんどないです。さすが変態ボードメーカー! オーディオ回路のコンデンサは日本の有名メーカー製だそうな。実際、このPCに換えたら明らかに音がよくなりました。意外と違うもんだなあ。

 ケースはIN-WIN。mini-ITXで光学ドライブ内蔵でVESAマウント対応で、できるかぎり小さいもの、というとやはり選択肢は限られます。特に、今回は超低消費電力でファンレスですから、ケースはエアフローがよいものを選びたい、というわけでニ、三しか候補がありませんでした。IN-WINのものはACアダプターではなく、電源内蔵ということでポイントが高かったです。

  狙いどおりDVDやBDの再生は問題なく、またYouTube等の視聴用として十分な能力を発揮してくれています。光学ドライブを使用している状態での電力消費も20W程度と、とても優秀です。

それから本命、開業のため制作したCAD向けマシンです!

初代業務用PC 2022年初頭

分類 自作PC

CPU intel Core i5-12400 6コア12スレッド 内蔵GPUあり

メモリDDR4-3200 32GB

dGPU RTX3060 12GB

システムドライブ M.2 500GB

データドライブ 2.5インチHDD 1TB

光学ドライブ 外付けDVD(手持ち部品から作成予定)

電源 650W GOLD認証

ケース ミニタワー

OS WINDOWS10→11(pro)

解説

独立開業のために制作したもの。実はパソコン工房で11世代CPUのBTOをお願いするつもりだったのですが、なぜかエラーが出てクレジット決済ができませんでした。(数日後には回復)

地元PCショップで見積もりをとったところ、自作であれば12世代CPUでほぼ同額で制作できることが判明。そこで上記のスペックで二十万円以下で作成が可能となりました。

なお、OSと240GBのSSDがセット価格だったため、手持ちの家族用ポータブル1TBのHDDと中身を入れ替え、SSDをポータブルとして家族用とし、HDDをこちらの業務用に移設しました。

プライベートPC①で数千秒かかるレイトレーシングが数秒で終るなど、性能的にはまあ満足。さすがに超低消費電力の内蔵グラフィックとは天地の差です。まあ、省電力も数十倍ですが(笑)。

私のこだわりである低消費電力を守るために、軽い作業であれば内蔵GPUでも対応できるようにしました。今回のCPUは65仕様ですので、システム全体としては300W程度だと思います。電源ユニットは一般的に余裕を持ったほうが効率もよく、故障も少なくなります。将来的に消費電力の大きな部品に交換しても、これなら当面なんとかなると思います。

マザーボードの機能としてIWI-FI6と2.5Gbit-LANに対応。今後NASを導入した際には活用できるでしょう。

なお、マザーボードとグラフィックはMSI、電源はASUS、液晶モニターはACERと台湾メーカー連合艦隊なPCになりました。電源はモジュール式だったのですが、失くすのが嫌だったのでほとんどのケーブルは取り付けてしまいました。電力のロスはありますが、失くしてしまうと部品の入手が大変なので…。

なお、部品類一式は地元のOAナガシマというPCショップで揃えてもらいました。最近では大手電気店などのほうが一般製品の品ぞろえはよいのですが、部品に関しては専門店が安心できますね。

トラブルその1

組み立て時、スナップフィットのCPUクーラーは初めてだったので、CPUとソケットの密着性が悪かったようでマザーボードがメモリとCPUの両方を認識しないという初めての事態に遭遇(笑)。メモリは普通に奥まで差し込み直せばよかったのですが、CPUクーラーは初めての取り付け形式だったこともあって原因特定に時間がかかってしまいました。

トラブルその2

 今までの液晶画面とのデュアルディスプレイ環境は効率のために必須だったのですが、最初は新しいディスプレイを認識しませんでした。原因は、狭いスペースで作業したためにDPポートへの差し込みが甘かっただけでした。最近では珍しいトラブルだったので、基本的な対応を忘れておりました(苦笑)。

トラブルその3

 CADの1つが起動しませんでした。調べたところセキュリティソフトの例外設定関連だったようなのでその設定をしましたが、治らず。セキュリティソフトのアンインストールもしましたが、ダメ。ログを確認したところ、セキュリティソフトとは言い切れないことが判明。

 ううむ。練習に使っていたPCもWIN11で問題なかったので、てっきりセキュリティソフトかと思っていたのですが。ごめんよ、ノートン先生。エラー画面がセキュリティソフト原因のものとまったく同じだったんだ。

 結局、実行ファイルに互換設定(WINDOWS8互換)をしたところ無事に起動するようになりました。多くのソフトはまだWINDOWS11に正式対応しているわけではないですからね。ほかのPCでは大丈夫でも、組み合わせの問題もあるのかもしれませんね。

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