クラウドファンディング準備中!
古来、炭焼きは大変な仕事でした。
炭焼きたちは時間をかけて炭材になる木々を用意し、窯の中に並べ、数日かけて火を焚き、木材を炭化させてきたのです。
基本的にはそれは今も変わらず、密閉した空間内で木材を高温にして、炭素成分以外をガスにして飛散させ、残った純粋な炭素が炭になります。
しかし、炭焼き技術が誕生してから数千年。21世紀に入り、モキ式無煙炭化器が、新しい炭化技術を世の中に解き放ちました。その技術の応用が、当事務所の簡易炭化器です。

モキ式無煙炭化器は画期的な技術です。特許期間が切れてから複数の事業者がこの技術を応用した製品を発売しています。
真似される技術は、価値があるから真似されます。マジですごい技術なんです。モキ製作所の「無煙炭化器」から全ては始まりました。ぜひオリジナルをご覧になって下さい。
🌲 放置竹林・里山再生に——
多機能小型炭化器登場!

🔥 環境と未来に優しい「炭」の力を、もっと手軽に
近年、里山の荒廃や放置竹林の拡大が深刻化しています。
その一方で、「炭」は昔ながらのエネルギー源であるだけでなく、土壌改良・消臭・防湿・蓄電材料など、現代でも注目される持続可能な素材です。
この度、私たちはそうした背景をふまえ、DIY・教育・地域活性に使える「小型高効率炭化器」を開発しました。
✅ 製品の特長
🔸 小型・軽量設計で移動もラク

- 直径:約100cm(収納時、50✕40cmまで分解可能)
(通常、2分割または2分割で保管、移動するのがよいと思います) - 高さ:約34cm(ペール缶対応)
- 容量:約130L(円に内接する分、容量は小さめです)
- 組み立て・分解可能で、持ち運びや保管も容易です。
組み立てはM5ボルト18本ですが、オプションの蝶ボルトを使うと工具無しで締めることができます。
幅50cm、奥行き40cm程のステンレス板を組み立てていきます。
ナットは製品版では溶接ずみでお渡しします。

完成するとこんな感じになります。外側の折れている凹凸は持ち手と今後のオプションの固定用です。
最大外径がおよそ1mです。
🔸 多機能型構造
- 鉄板、網などを置いて料理も可能なオプション、サポートバー!
- 炭化器本体の上にペール缶等を搭載でき、木酢液や高品質炭の同時取得が可能。
※オプションのサポートバーが必要です。あまりに大きな重量は載せないでください。
※オプションは今後複数開発予定です。 - 二次燃焼により安定した高温環境を実現し、炭の導電性を向上させる実験にも使用。

試作サポートバーで鉄板(30✕40cm)を載せた様子。もう一枚くらいいけそうですね。
サポートバーを複数利用することにより、かなり大きく、重いものも載せられます。
🔸 こんな場面で活躍!
🛠 自作電池材料(竹炭導電材)としての製造
🧪 教育用途(科学実験・STEAM教材)
🪓 地域イベント・竹の利活用プロジェクト
🌱 農業現場での土壌改良材の自作
仕様
仕様等 | 内容 |
材質 | ステンレス |
大きさ | 最大直径約1000mmとなる六角形、高さ340mm |
収納時大きさ | およそ500✕400の板状 |
容量 | 約130リットル |
組み立て(ドライバー使用) | M5ボルト18個使用 |
工具なし組み立て時 | M5蝶ボルト使用で可能(オプション) |
オプション等(開発中、開発予定含む)
個人事務所ですので、少しずつ、ちまちまと開発しております。
詳しくはオプション開発のページをご覧下さい。
HEXER炭化器の新オプション開発情報 – いまきたブログ
オプション名 | 内容 | 開発状況 |
サポートバー | 試作済み。提供可能 | 試作済み。提供可能 |
収納用カバー | 防水、防火の風呂敷状カバー | 試作待ち |
ベースプレート | 底面気密性を持つ焚火台 | 構想中 |
1500mm級炭化器(約560リットル) | 軽トラックに乗せられる最大サイズ。 | 基本設計完了 |
拡張ボード | 1500mm級をさらに拡大する延長ボード | 構想中 |
熱反射コーティング | ステンレス面の保護と熱反射性を高め高性能化 | 試作材料入手ずみ |
二次炭化装置 | より高品位な炭を生産するためのステンレス容器 | 構想中 |
高品位炭化装置 | 蒸留装置つき炭化装置。 木酢液蒸留装置付き | 構想中 |
炭化器ボイラー | 温水製造用ボイラー | 構想中 |